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コーヒーを「改善し」、身体も改善する

1日に何時間もかけて身だしなみを整える人がいます。指摘されなければ気づかないであろう身体の欠陥について、始終、文句を言います。

身体の同じ部分に何度も何度も、美容整形手術を施します。「整った」見た目が得られないという理由だけで、自殺を考えます。

このような人々は、強迫性障害のひとつである、身体醜形障害(BDD)に苦しんでいるのです。この障害については非常に興味深いものと思われますが、ここでは深入りしません。

大まかな推測であっても国内のBDDの割合は、2%以下です。カーボン郡やスクーカル郡での事例はおよそ半分以下になるでしょう。つまり、ラマやランボルギーニを所有する人のほうがより見かけやすいといえるのです。

しかし、コーヒーを飲む人を知らない人はいるでしょうか。事実、自身が日常的にコーヒーを飲むという人は、50%の確率を超えているのではないでしょうか。

また、最近、コーヒーを飲むことで健康的になるという研究を、一つあるいは二つも読まなかった人はいるのでしょうか。

「コーヒーをもっと?」というタイトルの記事を書いたフィル・マフェトン氏は、自身のサイトでコーヒーを飲むことの利点をまとめています。適量のコーヒーを飲むことは、血糖値を改善し、糖尿病の予防になります。脳を活性化させ、アルツハイマー病の発症のリスクを減らす可能性があります。免疫システムを支えます。老化につながり、病気を発生させる酸化ストレスを減らします。心血管疾患、肝臓や神経系の状態、ガン、総体的には死亡リスクを減少させます。脂肪燃焼効果を高めます。

ごく最近では、コーヒーの脂肪燃焼メカニズムについてのより深い洞察を、研究者たちは示しています。

事実、贅肉だらけの太ももや、脇腹の贅肉といった身体に蓄えられている脂肪は、白色脂肪です。この白色脂肪は不活性で、カロリーを消費しません。

しかし、不快なほど寒さを感じるときに、脂肪を燃焼する約3オンス(85グラム)の褐色脂肪が生じます。3時間で最大250カロリーを消費するのです。

白色脂肪は褐色脂肪に変化しない一方で、カロリーを消費する白色脂肪と褐色脂肪の混合物にはなり得ます。それはベージュ脂肪といいます。専門家の中には、ベージュ脂肪をつくることが、肥満解消の鍵だと考えている人もいます。しかし、その過程については、なお課題が多く残っています。

けれども、寒さに震えていないときにも、褐色脂肪がカロリーを燃焼する方法も存在します。イギリスのノッティンガム大学で行われ、サイエンティフィック・レポートで6月に発表された研究によると、褐色脂肪は、1杯のコーヒーを飲むときに、カロリーを燃焼するのだというのです。

さらに、褐色脂肪はかなりの量の白色細胞を燃焼させ、血糖値やコレステロール値を改善するのです。上述のコーヒーを飲むことによる利点のすべてからは、12杯のコーヒーを飲むことが健康に良いことがわかります。加えて、コーヒーに正しいものを加えることで、さらに健康に良いものになります。

その良い例が、ココアです。

ボディービルダーが、コーヒーにココアを入れているという記事を見て、この記事を描いているちょうど同じときに、スプーン一杯分のココアを加えはじめました。ボディービルダーは、ココアとコーヒーの相乗効果でより優れた予備練習のキックを繰り出せたというのです。

私は試しにしてみてから、はまってしまいました。1993年に発表した小説の主人公にも、ココア入りコーヒーを飲ませたほどでした。

その主人公はその飲み物をココア・ボムと呼び、長距離ランニングの前に飲んだのです。

私がこのキャラクターと版権について話した理由は、私が高く評価している栄養学の専門家であるウィル・ブリンクが、2014年以降、彼自身のウェブサイトで、ボム・プルーフ・コーヒーと呼ぶオリジナルのミックスジュースを強く推薦していたからです。

ココアはフラボノイドとフラバノールが豊富です。これらの物質は、病気や老化につながる活性酸素・フリーラジカルに抵抗するために、抗酸化物質として体内で用いられます。ココアは、抗炎症性の少量のマグネシウムを含んでおり、ストレス・ホルモンであるコルチゾールを統制し、睡眠の質をあげます。

ブリンクは、心血管系疾患、脳卒中、抗インスリンの危険性を少なくするために、ココアを飲むことを勧める研究を引用していますが、ダッチドココアとして知られるように、ココアがアルカリ化剤で処理するとココアの効果が減少することを強調しています。

水と混ぜると、味がしない、色もない、飲むのが面倒になる、そのような理由から、ブリンクは、自身のボム・プルーフ・コーヒーに、日々摂取する量のうちの少量のクレアチンを加えています。初めて飲んだ日から25年後でも、この筋肉強化飲料は、筋肉量を増加させるだけでなく、歳をとっても筋肉量を維持できる安全な方法として広く受け入れられています。

私は1日の初めのココア・ボムに、毎日摂取する10ミリグラムのクレアチンのうち、5グラムを加えています。

クレアチンは熱いコーヒーにすぐ溶け込んでしまう一方で、ココアを溶かすには少しかき混ぜなければなりません。ブリンクはこの問題をココナッツオイルを加えることで和らげています。ただしブリンクは、ココナッツオイルによって得られる栄養価は「おおげさに誇張されて報道されている」と考えています。ブリンクは、私が加えていないもう2つの材料を、自身の飲み物に入れています。少量のスキムミルクとチロシンです。チロシンとは、精神力を高める効果があると考えられてきたアミノ酸の仲間です。

このようなわけで、もしいつものコーヒーを、より健康的な飲み物にしたいと思うのであれば、過去に何度も提案してきたことをやってみてください。いわば実験です。

まずは、私のココア・ボム、あるいはブリンクのボム・プルーフ・コーヒーから始めてみてください。そしてそこからアレンジしてみてください。

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